240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内1870
Phone: 046-877-1441, mail: info@hayama-artfes.org

共催企画アーカイブ

以下の共催企画は2015年の第23回葉山芸術祭のアーカイブ保存です。

建築作品を保存する活動

【共催E】加地邸をひらく / 暮らしの記憶

このたび「加地邸をひらく/暮らしの記憶」展を開催いたします。 

加地邸は、フランク・ロイド・ライトの愛弟子であった遠藤新が、三井物産の初代ロンドン支店長を務めた加地利夫の為に、昭和3年(1928)に建てた別邸です。現存する遠藤作品の中でも、建築から家具、照明器具にいたる総合性が、きわめて良好な状態で残る最も貴重な住宅建築といわれています。 

今回は、加地郁子が邸内で制作した手織り布と、彼女と親しく付き合いのある潮田登久子による写真作品を展示し、ここで紡がれた暮らしの記憶を辿ります。 


加地邸はいつも静かに寝ているようでした。 

そこはまるで千年も湖底にあったかのように、 

あわい光の中に沈んでいて、 

ですから、撮影はまるでタイムマシンで 

遠い時代に来てしまったかのような 

不思議な時間そのものでした。 

それは、今も、いつも、来館する度に、 

どなたもが深呼吸をしながら味わうことの出来る 

遠藤アラタのまほうなのです。 

(島尾伸三) 


潮田登久子 / 写真 

1940年、東京に生まれる。1963年、桑沢デザイン研究所卒業。1966-78年、桑沢デザイン研究所及び東京造形大学の講師を勤める。1975年頃よりフリーランスの写真家として活動を始める。冷蔵庫を正面から撮ったシリーズ、「冷蔵庫 ICE BOX」などで有名。加地郁子とは、帽子作家香山まり子の作品撮影を通し交流を深める。夫の島尾伸三との共著多数。 

加地郁子 / 布 

文化学院にて、馬場きみの元で助手を務めつつ、手織り手紡ぎを学ぶ。その後、イギリス政府の紹介により、アバディーンのDavid Gurney工房およびロンドンにて、服地織などの研鑽を積む。帰国後も、Gurney工房経由で羊毛や糸を調達し、葉山加地邸にて、糸紡ぎ、染色、手織りを続ける。本邸にて、帽子作家香山まり子との共同展など。


新たな農風景の創造

【共催F】森と畑の学校

新たな里山景観への試み 


有料道路と新設のトンネルにより都心から非常に近くなった湘南国際村・めぐりの森。その中に「森と畑の学校」があります。この農業生産法人による事業は、ひとつの都市近郊農業モデルであるにとどまらず、人と大地、都市と田園、消費者と生産者の交流する新たな里山とその景観の創造を目指しています。 


スタートして3年になりました。葉山芸術祭への参加を機に、いくつものプロジェクトが進行中です。いずれも一回限りではなく、年間数回の実施を計画しています。告知、参加、通知はネット上のMotionGallery自由大学で行なっていますので、詳細はそちらを参照ください。 


プロジェクトへの参加はもとより、その結果による様々な変化を見出すことからも「森と畑の学校」の意図に触れることができます。いつでも気軽に「森と畑の学校」を訪問ください。 


野外料理店/フランス料理店 レフェルヴェソンスのシェフ 生江史伸(なまえしのぶ)氏は、今、世界で最も活躍している料理人のひとりです。絶えず最先端の料理を提示し続け、舌を通して人の心まで揺り動かす生江氏。氏は、「森と畑の学校」への出店を強く望んでいます。実現は日本の農園レストランの牽引車となるでしょう。 


食べたい畑を作る/「森と畑の学校」の一部を開墾し、edible gardenをつくります。開墾、種まき、水遣り、草取り、収穫などの労働を通して、「食べるもの」を知り、「食べること」の意味を理解し、農業のあり方を考えてもらう講座です。 


釜土づくり・納屋づくり/「森と畑の学校」の土を使って、釜土をつくり、訪問者の集いの場をつくります。そして釜土を入れ、農機具を入れる小さな納屋をつくります。 


生江史伸(なまえ しのぶ) 

レフェルベソンス エグゼクティブシェフ 

1973年 2月16日、横浜に生まれる。 

1996年 慶応義塾大学 法学部政治学科卒業。卒業後、都内イタリア料理店で基礎を学ぶ。 

2003年 「ミシェル・ブラス・トーヤ・ジャポン」入店。 その後、フランス・ライオールの本店にて研修。ミシェル・ブラス氏に従事。 2005年 帰国後、スーシェフに就任。 

2008年 ミシェル・ブラス退社後、渡欧。 イギリス「ザ・ファットダック」(3つ星) に入店。スーシェフ、及びパティスリー部門を担当。 

2009年 帰国 

2010年 9月「レフェルヴェソンス」を立ち上げる。 

2014年度版ミシュランガイドにおいて2つ星の評価。 


協力:Mediasurf 自由大学、(株)CITABRIA、MotionGallery


解説つきでまわる一日の体験

【共催G】葉山アートガイドツアー

ガイドの解説を聞きながら、神奈川県立近代美術館と葉山芸術祭をまわります。ガイド役は美術館の学芸員、葉山芸術祭実行委員です。 


展示作品を対象とした会話に加え、会場間を移動中に目に映る海辺の景観、小径の散歩が楽しめるのが特徴です。 


*ガイド料金は無料ですが神奈川県立近代美術館と加地邸の入館料は各自でお支払いただきます。 


コースとタイムテーブル 

5月6日(水) 

【午前】 

9:30

神奈川県立近代美術館エントランスに集合 (*各自、チケットを購入) 

10:00

「ふたたびの出会い/日韓近代美術家のまなざし―『朝鮮』で描く」展を鑑賞  

11:00

学芸員ギャラリートーク(30分程度+質問) 

【昼食】 

12:00

各自昼食(美術館内にレストランがあります) 

*ツアーガイドとのランチも可能(有料・事前予約) 

【午後】 

13:00

加地邸をひらく / 暮らしの記憶 展を鑑賞(*各自、チケットを購入) 

13:30

芸術祭オープンハウス巡り 

*一色地区の参加企画・オープンハウスを数ヵ所廻ります。 

15:00

バス乗車。海岸通を森戸方向に向かう。 

15:20

CALABASH 「Life is beautiful ! モザンビークとアートを知る」を鑑賞   

*16:00

現地解散。その後、堀内地区の参加企画・オープンハウスが廻れます。 

なお希望者はSPACIA470「モザンビークとアートをみる」が鑑賞できます。


葉山芸術祭実行委員会

240-0112 

神奈川県三浦郡葉山町堀内1870

Tel: 046-877-1441

About

【葉山芸術祭とは?】

私たちの日常生活の背景では、自然環境や生活環境がゆっくり、時に激しく変化しています。その変化に触発され、私たちはおそらく何かつぶやき、描き、あるいは奏で、そうした表現によって活力を生みだし、環境と自己とのバランスを保っています。 それらの表現の交流が多様なつながりを育み、地域の芸術・文化意識の深まりや成長を促し、私たちの世界を豊かにする。「葉山芸術祭」は、アートフェスティバルの可能性をそこに求めた住民たちによって創りだされた祭です。個人の自由な創作が地域社会にシナジェティックにつながるあたらしいかたちの祭です。

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